夏バテの季節を乗り切る！夏バテ予防の食材とダイエット術

暑い日が続いてくると、

「なんとなく体がだるい・・」「疲れが取れない・・」「食欲がない・・」

といった症状が現れることがあります。夏の暑い季節のこういった体の不調は夏バテのサインかもしれません。

夏は代謝が落ちやすく、食生活も乱れることが多いために夏バテや夏太りになりやすい季節です。

そこで、今回は夏バテを防ぎながら健康的に痩せるための食材選びや生活習慣、ダイエット術をご紹介します。

体調管理が難しい時期ですが、体の調子を整えて元気に乗り切りましょう。

夏は太りやすい！？夏バテや夏太りになる原因

夏太りの原因は暑い夏の生活習慣が大きく関わっています。

先ほど記述したように、暑さが厳しい夏は代謝が下がりやすくなるため、脂肪も燃焼しにくくなります。

さらに暑さで外出を控えるため、運動不足によって体重が増えやすくなってしまいます。

また、夏の食事面においては、さっぱりとした麺類などの糖質が多い食事になりがちで、タンパク質や食物繊維が不足につながってしまいます。こうした栄養バランスが崩れによって、体重が増えたり体の調子が悪くなったりすることが考えられます。

冷たい飲み物や食べ物も、胃腸の調子を悪くするので、夏の食事は気を遣う方も多いのではないでしょうか。

夏太りの原因や予防について、詳しくは以下の記事をご参考ください。

夏バテを防ぐためのおすすめの食材

夏太りの原因ともなる夏バテを予防するためには、やはり「運動」「バランスの良い食事」「睡眠」といった基本的な生活習慣を整えることが大切になります。体調管理や体重管理においても、少し体調の変化が見られた時には、日々の生活習慣を見直してみることを心がけてみましょう。

減量中の方にとって、体調管理の難しい夏の食生活にお悩みの方もいらっしゃるかと思います。

今回はダイエット中でも安心して頂けて、夏バテ予防におすすめの夏の食材や食べ合わせもご紹介いたします。

生活の中でできる夏のダイエット術などもご参考にしていただければと思います。

ダイエット中でも安心！夏のおすすめ食材

夏野菜には、夏バテを予防する働きだけでなく、ダイエット効果もあります。

旬の食材は低カロリーな上に栄養価も高く、価格も安定しているため、日々の食事に取り入れやすいので、ぜひ夏の間に夏野菜を楽しんでいただきたいと思います。

トマト

トマトには抗酸化作用のあるリコピンが豊富であることは有名ですね。

トマトに含まれるビタミンCやリコピンには、美肌効果があり紫外線対策になります。

また、トマトに含まれる13-oxo-ODAという成分は脂肪肝や中性脂肪を改善する働きがあることがわかっています。

ゴーヤ

ゴーヤに含まれる「モモルデシン」はゴーヤやニガウリに含まれる苦味成分のことで、胃液の分泌を促して食欲増進や消化を助ける効果があると言われています。食欲不振などの夏バテ症状にぴったりの食材です。

しかし、食べすぎると、胃痛の原因になることもあるため食べ過ぎには気をつけましょう。

ゴーヤの整腸作用は便秘を改善し、代謝を上げてくれます。また、脂肪をエネルギーに変える共役リノール酸が含まれるため、夏のダイエットをサポートしてくれます。

ビタミンCもタンパク質も一緒に摂取できるゴーヤチャンプルーはこの時期におすすめのメニューです。実際に、ゴーヤチャンプルーを召し上がっていたお客様が驚異的に痩せられたことがありました。

ししとうがらし

「ししとうがらし」には、ビタミンC、カロチン、ビタミンP、カプサイシン、カリウム、食物繊維など、様々な栄養素が含まれ、美容と健康に良い影響を与える野菜です。

辛み成分である「カプサイシン」はアドレナリンを分泌させ、エネルギーの代謝を促進して痩せやすくしてくれます。

カリウムによる美肌効果や高血圧予防もありますので、夏におすすめの野菜です。辛味成分が強いものもありますのでこちらも食べ過ぎには気をつけましょう。

豚肉と一緒に炒めたり、胡麻油でさっと炒めていただくのがおすすめです。

その他おすすめの夏野菜

ナス

ナスの皮に含まれる「ナスニン」には抗酸化作用があります。夏から秋にかけて美味しい野菜ですね。なすは油を吸収しやすいため、焼いてポン酢や麺つゆと薬味で食べるとダイエット中でも安心していただけます。

オクラ

オクラには、水溶性食物繊維が豊富で、血糖値の急上昇を抑える働きがあります。うどんや素麺などの麺類と一緒にいただくと血糖値の急上昇を抑えてダイエットをサポートをしてくれます。

ゴーヤやししとうがらしのように便秘改善の効果もあるので、代謝を上げることにも効果的です。

オクラのネバネバ成分はムチンという成分で、胃腸を保護してくれ、疲労回復を助けてくれます。

きゅうり

水分の多い夏野菜は食べ応えがあり、夏のダイエットに最適です。先ほどご紹介したトマトやナスも水分が多く、低カロリーなので小腹が空いた時にも気軽にいただけます。また、きゅうりにはカリウムが含まれるのでむくみの予防に効果的なこともよく知られています。

香味野菜で食欲と代謝をアップさせる！

夏は香味野菜がおいしい季節です。香味野菜は薬味として味や香りを楽しむだけでなく、ビタミンやミネラルが多く含まれ、夏の疲れや夏バテにも効果的です。

また、ネギやワサビ、大葉などは抗菌作用があり、夏に発生しやすい食中毒の予防のためにも積極的に取り入れたい香味野菜です。肉や魚にもよく合うので、不足しがちなタンパク質と香味野菜を一緒に摂ることもおすすめです。タンパク質も野菜もしっかりとって、活動的に過ごしていけると良いですね。

夏バテ防止に役立つ食べ合わせ

・鶏肉✖️オクラで効率的な栄養吸収➕胃腸保護！

・豚肉✖️玉ねぎで疲労回復・スタミナUP！

・梅干✖️きゅうりで疲労予防と脱水予防！

夏バテとダイエットを両立する生活習慣

運動習慣をキープ

1日に5分でも、10分でも体を動かすことを続けましょう。涼しい室内でできるストレッチや筋トレがおすすめです。椅子に座ったり立ったりを繰り返す、歯磨きの間や調理の合間にかかとの上げ下げを繰り返すなど、ご自身に合った無理のない運動を見つけてみましょう。

運動と水分補給・塩分補給はセットで、熱中症や脱水には十分にお気をつけください。

フレイル対策としての運動を下記の記事にてご紹介しています。室内でできて、続けやすいので是非ご参考ください。

夏の不感温浴で内臓から温める

シャワーだけで済ませがちな夏の入浴ですが、疲れた時こそお風呂につかって疲れをとりましょう。冷房によって思った以上に体は冷えています。体を温めることによって、血流が良くなり消化器官の働きが改善します。また、自律神経が整えられることで質の良い睡眠が期待できます。リラックスできる入浴剤を入れても良いですね。

浸かりすぎに気をつけて、入浴前後の水分補給は忘れずに行いましょう。

睡眠とリズムのある生活

夏は暑さだけでも疲れやすくなります。疲れが溜まって睡眠不足が続くと、基礎代謝が落ち、体重が増えやすくなります。できるだけ十分な睡眠時間を取り、エアコンを使って部屋の温度を26℃〜28℃に保ち、暑い夜でも質の良い睡眠を心がけましょう。

朝は起きてしっかりと陽の光を浴びることで、体内時計がリセットされ夜の寝つきが良くなります。早寝早起きは良い事がいっぱいですので、リズムを崩さずに毎日を元気に過ごせると良いですね。

今からできる夏バテ・夏太り対策まとめ

✅ 体を冷やしすぎない

✅ 暑いからこそ、食事の質を見直すのが大切！

✅ 香味野菜を毎日の食事にプラス
✅ タンパク質と糖質のバランスを意識
✅ 軽い運動と入浴で代謝を整える

✅ 十分な睡眠で心も体も元気に