血圧を下げる栄養素「カリウム」が手軽に摂れる食材
日本人に3人に1人が高血圧
皆様、こんにちは!
福岡市中央区警固のパーソナルジムの堀川です。
今日のテーマは「血圧を下げる栄養素、カリウムの多い食材」です。
日本では、高血圧の患者が約4,300万人いると言われています。
つまり3人に1人が高血圧ということですね。
ちなみに高血圧の基準は、家庭血圧で135/85mmHg以上、診察室血圧では140/90mmHg以上とされています。
当ジムのお客様も高血圧が気になる方がいましたので今回のテーマにさせて頂きました。
高血圧による主な病気
高血圧による主な病気には、次のようなものがあります。
- 脳出血
- 脳梗塞
- 脳底部の動脈瘤の病気
- くも膜下出血
- 心肥大
- 冠状動脈硬化
- 狭心症
- 心筋梗塞
血圧を下げるカリウム
高血圧を予防するには、バランスの良い食事や運動習慣、十分な睡眠が有効になります。
特に食事面では「カリウム」という栄養素を意識して摂取することが大切です。
カリウムには、体内の余分な塩分(ナトリウム)を汗や尿として排出する働きがあり、血圧を下げる効果があります。
日本人は食塩の摂取量が多いため、カリウムを多くとると高血圧予防に役立ちます。
手軽にカリウムが摂れる食材
⒈ひじき
ひじきは小鉢1つのひじき煮でカリウムが1,172mgもとれます。
※1日の当たりのカリウムの摂取目標が、成人男性は3,000mg、成人女性が2,600mgとなっています。
ひじきだけでなくわかめ、昆布などの海藻類には多くにカリウムが含まれています。
⒉切り干し大根
切り干し大根もスーパーのお惣菜や定食の小鉢などでよく目にする食材だと思います。
小鉢1人分でカリウム300mgもとれます。
切り干し大根はカルシウムも豊富です。カルシウムも高血圧を予防する栄養素です。
⒊ほうれん草
ほうれん草の小鉢で690mgのカリウムがとれます。
ほうれん草はブロッコリーと並んでダイエットや体作りする人たちに重宝される食材です。
それだけ栄養価の優れた食材ということです。
胡麻には血流を改善するビタミンEが豊富です。
ですので「ほうれん草の胡麻あえ」は非常に血圧の改善に理に適ったメニューですね。
⒋納豆
納豆もカリウムが豊富です。1パックで660mgのカリウムが摂取できます。
ほんとに手軽にとれる食材ですね。私も毎朝必ず納豆を1パック食べてます。
納豆はカリウム以外に、
ナットウキナーゼ(血栓を溶かして血液をサラサラにする酵素)、
大豆イソフラボン(血液をサラサラにする効果)、
ビタミンK2(血圧を下げる効果)、
など高血圧の改善に有効な成分が摂取できます。
⒌バナナ
最後は定番のバナナです。1本で430mgのカリウムがとれます。さっととれるのが良いですよね。
飲み会明けの朝食などでエネルギーとカリウム補給にバナナでなどはいかがでしょうか?
塩分を摂りすぎると高血圧だけでなく、むくみの原因にもなりますからね!
食事と運動で高血圧を予防しましょう
運動をすることも高血圧の予防と改善に有効です。
運動をすると、筋肉に酸素や栄養を運ぶために血管が広がったり、交感神経の緊張が緩和されたりします。
その結果として血圧を改善することになります。
ただし高血圧の方は、いきなり強度の高い運動ではなくて、軽い散歩などから始めてみましょう。
当ジムでもストレッチや軽い運動、室内用バイクを使った有酸素運動のメニューを高血圧の方に向けて用意しています。
食事との両輪で高血圧を予防、改善していきましょう!