本当に疲れがとれる入浴方法
福岡市中央区警固のパーソナルジム、FUNBASE GYM 堀川です。
今日は20年間お風呂について研究されたお医者さんが書かれた「最高の入浴法/早坂伸哉 著」という本から
疲れがとれる入浴方法を紹介していきたいと思います。
疲労の原因は細胞の老廃物
疲労の原因とは簡単にいうと、細胞に老廃物が溜まっている状態だと本には書かれていました。
老廃物とは、二酸化炭素、活性酸素、炎症物質などです。
老廃物は血液によって回収され体の外に出ていきます。
しかし、血液の流れが悪いとスムーズに老廃物が排出されないで疲れとなるのです。
疲労をとる入浴法5つのルール
⒈お風呂の温度は40度が適温
この40度という温度が体調不良のリスクや体への負担が少ない温度だそうです。
いわゆる「ぬるま湯」という温度ですね。リラックスできる温度なので副交感神経が優位になり血流が良くなるそうです。
高い温度で入浴した場合、入浴後、体が早く体温を下げようします。
ですので冷え性の方も40度くらいの温度が良いみたいです。
⒉全身浴で肩まで浸かる
半身浴より全身浴の方が血流がよくなり疲労がとれるそうです。
二つ理由があります。
一つは浮力の力が作用することです。
お風呂の中に入る体重が10分の1ほどになるため、体を支えようとする筋肉が緩み、
結果的に血流が良くなります。(筋肉が緊張=血流が悪い)
もう一つは、水圧の力が作用することです。
水圧がマッサージのような作用で筋肉がほぐされることで血流が良くなります。
この浮力も水圧も水の量が多い方が効果が高いということです。
この理由から全身浴をおすすめします。
⒊浸かる時間は10分~15分
全身浴で40度の入浴でしたら10分〜15分浸かれば、血流が良くなり疲れがとれるそうです。
またお風呂も入りすぎると体に負担になるので、この時間がおすすめだそうです。
毎日少しでもお風呂に浸かることが大切です。
⒋入浴剤で効果UP
入浴剤には硫酸ナトリウムや炭酸ガスなど血流よくして入浴効果を高める成分が入っています。
硫酸ナトリウム:保温効果、皮膚組織の修復、温熱効果
炭酸ガス:血管を拡大して血流を改善します。
お気に入りの匂いや色の入浴剤を利用するとお風呂が楽しくなりますよね。
⒌入浴後は冷やさないようにする
体が温まりじんわり汗をかいた入浴後は、体をすぐに冷やさないようにしましょう。
そうすることで入浴後にも温熱効果を維持できるそうです。
バスタオルでしっかり濡れた体を拭き、ドライヤーで髪をしっかり乾かしましょう。
そして水分補給を忘れずに行いましょう。冷たい飲み物より、常温の飲み物の方がおすすめです。
胃腸にも負担がなく、体も冷えないためです。
毎日継続して入浴することが大切
色々なルールがありますが、大切なことはお風呂溜めて毎日少しでもお風呂につかる習慣が大切だと本にが書かれていました。
確かにシャワーよりもひと手間かかるのが入浴ですが、その効果を考えると習慣化するメリットは大きいと思います。
お風呂を1回沸かすのにかかるコストは、水道代とガス代を合わせて約92円から122円程度です。
シャワーの場合は、シャワーを1分間流した場合に必要なお湯はおよそ12リットルです。
1回につき5分シャワーを使用すると、1人あたりの水道代は約14円、ガス代は約22円、あわせて約36円になります。
ですので少しお風呂の方がコストもかかりますが、入浴の健康効果を考えると良い投資だと思います。
秋の夜長にお風呂を楽しんでみるのはいかがでしょうか?
参考になれば幸いです。